2023 Fiscal Year Annual Research Report
非破壊工学技術を応用した非侵襲的腎盂内圧測定の新規開発
Project/Area Number |
21K12728
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
西村 謙一 愛媛大学, 医学部附属病院, 助教 (20868666)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
雑賀 隆史 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (10314676)
中畑 和之 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (20380256)
菊川 忠彦 愛媛大学, 医学部附属病院, 准教授 (70444734)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 腎盂内圧測定 / 生体膜 / 水腎症 |
Outline of Annual Research Achievements |
生体膜(ブタ腎盂壁)を伝播する波の計測を行い、応力(圧力)の変化による波の特性を解析。腎盂内圧を測定する県空である。 今年度、シングルアレイプローブを用いて、生体膜の波動測定を行った。応力を変化させることで、生体膜の厚みと硬度が変化したことを確認した。波形の変動の原因が厚みと硬度が関与していることが示唆された。並行して、ダブルアレイプローブにより伝播する波の測定を行った。生体膜は非常に小さく入射波と反射波、そして伝播する波がそれぞれ干渉し合い伝播する波のみを測定することが困難であった。現在は、シングルアレイプローブを用いて生体膜に応力をかけたときの反射波の変化を測定し、個別の波の特徴を検索している。反射波の特徴が特定できれば、再度ダブルアレイプローブによる波の解析を行い、伝播する波の特徴を特定する。
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