2022 Fiscal Year Comments on the Screening Results
光コムの医光融合研究に立脚した新興・再興ウイルスの超高感度・迅速検出
Project/Area Number |
22H00303
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 30:Applied physics and engineering and related fields
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
安井 武史 徳島大学, ポストLEDフォトニクス研究所, 教授 (70314408)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤方 潤一 徳島大学, ポストLEDフォトニクス研究所, 教授 (00869159)
南川 丈夫 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 教授 (10637193)
松浦 善治 大阪大学, 感染症総合教育研究拠点, 特任教授(常勤) (50157252)
久世 直也 徳島大学, ポストLEDフォトニクス研究所, 准教授 (50852258)
坂根 亜由子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (60509777)
田上 周路 高知工科大学, システム工学群, 准教授 (80420503)
時実 悠 徳島大学, ポストLEDフォトニクス研究所, 講師 (80648931)
加治佐 平 東洋大学, 学際・融合科学研究科, 准教授 (00643123)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
ファイバー光周波数コム、ならびにマイクロ光周波数コムを、共振器周囲の屈折率変化を定量的に検出するセンシングデバイスとして利用する研究である。電気周波数計測の高精度性に加え、共振器表面への高度な表面分子修飾技術を導入することにより、RNAやタンパク質抗原を標的とした高感度・迅速バイオセンサーを実現する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
光周波数コムを光源としてではなく、センサーとして応用する独創的な研究である。光周波数コム本来の高い感度・精度を最大限引き出す工夫に加え、実計測で直面するドリフトや夾雑物の影響を排除する手段が詳細に提案されている。また、ウィルス検査手段として既存の検査法に対する優位性も明確であり、医療分野への波及効果が大きい。
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