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2013 Fiscal Year Research-status Report

新規ヒドラジン不斉有機触媒の開発と合成的応用

Research Project

Project/Area Number 25810022
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

有光 暁  琉球大学, 理学部, 助教 (30546982)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2015-03-31
Keywords有機触媒 / フッ素 / 生理活性物質
Research Abstract

本年度は、新規ヒドラジン不斉有機触媒の合成と使用する多置換型不飽和アルデヒドの反応性を調べる事に注力した。新規ヒドラジン不斉有機触媒は当初デザインした骨格をターゲットに合成法の確立を目指した。現時点では、最終的なヒドラジン不斉有機触媒の一段階手前のところまで合成法を確立しており、最終的なヒドラジン体にするためのアミノ化反応を詳細に検討しているところである。また、多置換型の不飽和アルデヒドは、その置換パターンから四タイプの不飽和アルデヒドを合成し、まずは既存の有機触媒によりその反応性を検討した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

新規ヒドラジン不斉有機触媒は、最終的な触媒構造の一段階手前のところまで合成法を確立しており、本年度の早い段階で最終的なヒドラジン体にするためのアミノ化反応を最適化する事が可能であると思われる。また、並列して不飽和アルデヒドの反応性を調べている事から、触媒が合成できたら迅速にそのアルデヒドへの応用を行い、新規ヒドラジン不斉有機触媒の性能を評価する事が可能である。
また、現時点で、幾つかの想定していない反応性、中間体の応用法が見いだされており、それらについても詳細に検討を行った後に発表していきたいと考えている。

Strategy for Future Research Activity

本年度の前半に、新規ヒドラジン不斉有機触媒を合成して性能を評価を行っていく予定である。また、本研究で見いだされた興味深い実験結果についても、詳細に検討していきたい。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

本年度は、研究室の備品整備に重点を当てて経費を使用した。試薬・ガラス器具等は他の助成金を使用することで、十分にカバーする事が出来たため、本経費からの消耗品の購入は少なくなっている。次年度使用額が生じているが、大きな金額ではなく、また、次年度の経費と合わせて引き続き備品整備に当てたいと考えている。
本年度も、備品の整備に寿点をあてて経費を使用していきたい。最低限の備品が整ったら、残りは研究に必要な消耗品(例えば、試薬等)の購入家費として使用していきたい。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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