2013 Fiscal Year Annual Research Report
いじめ防止・抑止を目指すいじめ判決書教材を活用したカリキュラム開発の研究
Project/Area Number |
25907022
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Research Institution | 串木野中学校 |
Principal Investigator |
新福 悦郎 いちき串木野市立串木野中学校, 教諭
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | いじめ防止・抑止 / 判決書学習 / 人権教育 |
Research Abstract |
本研究では、代表者が14年間にわたって積み重ねてきたいじめ判決書学習によって、テーマごとに実践できるいじめ授業カリキュラム開発を行いいじめ防止・抑止を目指すことを目的としてきたが、次のような研究の成果があった。 〈具体的内容〉言葉によるいじめ判決書学習の授業開発を行い、授業実践を重ねたデータをもとに、いじめを抑止・防止の観点からその効果について検証できた。その検証結果を2本の論文にして発表することができた。 〈意義〉「言葉によるいじめ」に対して、いじめ判決書学習は3割の生徒たちに悪口などのいじめを抑止・防止することが検証できた。 〈重要性等〉学校現場において教師を悩ませる「言葉によるいじめ」に対して、いじめ判決書学習を授業で取り組むことで、3割の生徒たちにいじめの抑止・防止の実践・態度につなげることができる。穏やかな言葉環境を作り出す可能性を持つ。
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Research Products
(2 results)