2013 Fiscal Year Annual Research Report
内発的動機を高める国際交流事業とESDをテーマとした英語授業実践の教育的効果
Project/Area Number |
25908042
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Research Institution | Nara Women's University |
Principal Investigator |
前田 哲宏 奈良女子大学, 附属中等教育学校, 教員
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 国際交流 / ESD / 内発的動機づけ |
Research Abstract |
本研究は、国際交流事業と日々の授業実践との連携の可能性を内発的動機づけの観点から探ることを目的とした。自身が毎年主体となって取り組んでいるESDをテーマとした国際交流プログラムYES for ESDの中で取り扱うテーマを英語授業の中で用いることで、国際交流だけでなく、英語学習そのものへの動機づけを行うことを狙った。交流プログラム実施3ヶ月前からテーマを扱った授業を開始し、交流プログラム後に動機づけの観点から質問紙調査を行った。質問項目は、「有能性」、「自律性」、「関係性」の3つの項目から成り、それぞれに質問を数問設けた。結果、「有能性」、「関係性」において非常に高い数値を得ることができた。つまり、国際交流プログラムと英語授業を連携させることで、プログラム中に英語学習に自信が持てるようになり、また授業に積極的に参加するよう心がけるようになったとする学習者が増えたことがわかった。
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Research Products
(2 results)