地雷探査・識別のための新しい地中レーダ信号処理法の開発に関する研究
Project/Area Number |
07F07390
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Electron device/Electronic equipment
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
西本 昌彦 Kumamoto University, 大学院・自然科学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
VAKHTANG Jandieri 熊本大学, 大学院・自然科学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2007 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2009: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2007: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 地雷探査 / 地中レーダ / 信号処理 / 特徴抽出 |
Research Abstract |
本研究では,レーダ信号から地雷の特徴を精度よく抽出し,高い精度の地雷識別を可能とするための信号処理技術を開発することを目的としている.今年度は以下の項目について研究を行った. 1.地表面クラッタ除去法の改良 地表面クラッタの除去は,ターゲットの識別精度向上のための重要な前処理である.これまで用いてきた地表面クラッタ除去の手法を改良することにより,さらに効率のよいクラッタ除去法を開発した. 2.地雷識別のための特徴抽出法の開発 昨年度までに検討した周波数領域/時間周波数領域における特徴の性能について定量的に評価を行い,その有効性について考察した.また,応答のスペクトル分布の高次モーメントを特徴として提案し,その有効性について検討した. 3.計測データを用いた評価 実際の計測データを用いた評価を行うため,前年度に設計/製作したアンテナを改良することにより,その特性を向上させた.また,特徴抽出の場合に重要となる応答波形の校正法を開発し,その有効性についても確認した.まだ計測データのサンプル数が十分ではないが,特徴抽出に対する有効性が見出された. 4.土壌パラメータの計測と地表面の粗さの推定法の検討 昨年度に引き続き,測定フィールドの地表面の粗さのパラメータを推定する際の誤差評価法について検討を行った.これまでに検討されていなかった計測ラインの傾きの影響を解析的な形で導出し,推定精度への影響について明らかにした.
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Report
(3 results)
Research Products
(9 results)