Project/Area Number |
20K03165
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Doshisha Women's College of Liberal Arts |
Principal Investigator |
光木 幸子 同志社女子大学, 看護学部, 教授 (70269778)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
當目 雅代 同志社女子大学, 看護学部, 教授 (20259435)
小川 京子 同志社女子大学, 看護学部, 助教 (00962383)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | チェンジエージェント能力 / 看護師基礎教育 / 教育教材作成 / 看護学生 / 教育教材 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、「看護師のチェンジエージェント能力を向上させる「問題抽出と目標設定スキルアップ」教材を用いた教育方法は有効か」を明らかにする。1.糖尿病看護のエキスパート看護師から抽出したチェンジエージェント能力の構造からトレーニングドリルの内容を検討する。2.トレーニングドリルの「患者の今の問題点を明らかにするための関わりと長期目標と短期目標を患者から導き出すための関わり」のシナリオを作成する。3.「問題抽出と目標設定スキルアップ」教材を検討し、教育内容の順序性、時期、期間と具体的な演習方法を検討する。4.「問題抽出と目標設定スキルアップ」教材を使用してその効 果を測定する。
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Outline of Annual Research Achievements |
慢性疾患である糖尿病は、病いとともに生きる方策を患者自身が見いだすことが重要である。申請者らは、糖尿病患者が特別な新しい事柄の導入や新しい行動を促進するのを助ける看護師のチェンジエージェント能力を学生に教育するためにロールプレイを実施してきた。しかし、どのような情報からどのように問題を抽出し、患者にあった目標を設定し、生活や行動を変えるのかは、担当した看護師の経験知とコミュニケーションスキルにゆだねられていた。申請らはこれまでに、看護師がチェンジエージェントとしてどのような関わりをしているかを明らかにし(光木ら,2018,2019)、その能力を測定できる尺度開発をしてきた(光木2019,山野2019)。このことから申請者は、これらの能力はトレーニングを繰り返すことで培われると考える。そこで本研究では、「看護師のチェンジエージェント能力を向上させる「問題抽出と目標設定スキルアップ」教材を用いた教育方法は有効か」を明らかにする。具体的には以下の4点について検討する。 1.糖尿病看護のエキスパート看護師から抽出したチェンジエージェント能力の構造からトレーニングドリルの内容を検討する。 2.トレーニングドリルの「患者の今の問題点を明らかにするための関わりと長期目標と短期目標を患者から導き出すための関わり」のシナリオを作成する。 3.トレーニングドリル・生活習慣セルフモニタリング・動画を用いたリフレクション方法(以下「問題抽出と目標設定スキルアップ」教材)を検討し、教育内容の順序性、時期、期間と具体的な演習方法を検討する。今年度は実際に動画を作成し、学生の演習時に使用し、学生の理解度を提出記録から確認をした。2024年度はさらにいくつかの動画を作成して学習教材の選択肢を増やしていきたいと考えている。 4.「問題抽出と目標設定スキルアップ」教材を使用してその効果を測定する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
今年度は.昨年度作成した糖尿病看護のエキスパート看護師から抽出したチェンジエージェント能力の構造からトレーニングドリル内容の検討と作成をするために、学習支援システムmanabe上に設定する①専門的知識の習得②患者生活の把握、③患者病状の把握、④問題洗い出しのコミュニケーションスキルアップ、⑤患者にあった目標設定のコミュニケーションスキルアップの内容案を見直し内容の検討を行った。看護師の協力は今年度も得られなかったが、臨床経験豊富な教員間でコミニュケーションスキルの内容を盛り込んだ小津がを作成し、学生の演習で活用した。2024年度は、この動画も見ていただきながら看護師の協力を得て完成できるように努めていきたいと考える。 また、学習支援システムmanaba上のトレーニングドリルの内容を評価尺度との整合性を検討するために、教育内容の構成内容と尺度の構成内容について検討し、具体的な講義内容や動画及びテストの内容を検討作成している。2024年度は作成した動画を用いて授業内で演習を実施し、学生の記録からコミニュケーションスキルの収録に繋がっていることを確認できた。今後は自己学習できる教材を増やしていきたいと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は2023年度に作成したコミニュケーションスキルの動画を看護師の助言を入れながら修正し、動画の数を増やして、学生の自己学習ツールであるマナビーに搭載し、学生が自身で学習できる環境を整えたいと考える。合わせて、学生自身がコミニュケーションスキルを習得している実感が得られるような評価指標を考案していく。
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