国際活動支援班
新学術領域研究(研究領域提案型)
本研究領域の連携研究を礎にして、国際的な研究者の連携を強化することにより日本を中核としたスピン変換連携ネットワークを形成した。これにより、チュートリアルを含む国際会議を開催しただけでなく、アジア圏の若手育成を目的とするスピントロニクス国際スクールを日韓で協力して4年間連続して開催した。これにより、将来本研究分野を産学両面で発展させていく若手人材の育成ができた。大学だけでなく産業界で磁気デバイス市場の開拓を主導する国際的な人材育成の一助になったと考える。その他、共同研究を目的として、大学院生や若手研究者を海外有力研究室に派遣あるいは受け入れて、世界的にも注目される成果に結実させた。
本新学術領域の国際共同研究活動を通じてスピン変換に関わる研究領域全体の有機的な連携を活性化させることができた。これにより本研究領域を世界的に先導して行く体制を整えることができたと考えている。一方で、国際共同研究の産物としてスピン変換分野における新たな分野形成や学術的な成果も特に日本と海外からの若手研究者から上がっており、我が国の優位性や競争力を維持・発展させ、世界をリードする国際的な若手人財育成に繋がった。また、このことは当初の目的としたのための世界的な拠点形成の一助となった。このように学術的にも社会的にも意義深い成果が得られた。
すべて 2019 2017 2016
すべて 学会・シンポジウム開催 (6件)