研究課題/領域番号 |
04806020
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
林学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
倉橋 昭夫 東京大学, 農学部(林), 講師 (80012087)
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研究分担者 |
木佐貫 博光 東京大学, 農学部(林), 助手 (00251421)
中村 昇 東京大学, 農学部(林), 助手 (30180384)
高橋 郁雄 東京大学, 農学部(林), 助手 (70012086)
渡邊 定元 東京大学, 農学部(林), 教授 (30182918)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1993年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1992年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | トドマツ / 垂直分布 / 相互植栽試験 / 変異 / 成長 / 材質 / 病害 / 耐性 / 標高 / 着花 / 病害抵抗性 / 伏条更新 / 病原菌 / 相互移植試験 / 接木クローン |
研究概要 |
本研究は、北海道内・重要林業樹種トドマツ種内変異のうち、標高差に伴う産地の遺伝的特性を解明するためにおこなわれ、次の研究成果が得られた。主として東京大学北海道演習林のフィールドで行った。 1.トドマツ標高産地試験18年間の結果 2.トドマツの垂直環境傾度に対する種特性 3.標高差に伴うトドマツの材質 4.標高産地別次代家系植栽木の19年生時の成長と着花 5.トドマツ植栽木の着花開始年と樹体の大きさ 6.高標高および低標高産トドマツ接木クローンの成長と着花 7.トドマツ高芽接ぎクローンの12年間の成長と着花 8.トドマツ低・高標高地間の交雑次代苗の成長 9.トドマツ標高別高別次代家系苗の植栽18年目にみられた諸被害 10.森林限界付近におけるトドマツの伏条更新 11.北海道におけるスクレロデリス枝枯病に対するトドマツの感受性と種子産地の標高との関係 12.トドマツ天然林の地域区分境界領域での遺伝的交錯現象 以上の研究成果から、北海道中部におけるトドマツ種苗区分に標高の要素を取り入れ際の標高界を提示した。得られた結果は、トドマツ遺伝子資源の探索・収集・相互作用に必要な情報を提供するものと考える。
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