研究課題/領域番号 |
05452172
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
原 文雄 東京理科大学, 工学部第一部, 教授 (90084376)
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研究分担者 |
細貝 英実 東京理科大学諏訪短期大学, 教授 (30084396)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
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キーワード | 人工顔 / 6基本表情 / 実時間表情制御 / 動的表情表出 / 実時間表情認識 / 実時間表情表出 / 顔特徴点の実時間測定 / 動的表情認識 / 基本表情 / 表情制御 / 特徴点 / アクションユニット / 表情正解率 / 静的表情表出 |
研究概要 |
(1)人工顔のハードウェアは、頭蓋構造、顔面筋アクチュエータ、シリコンゴム顔皮膚、目、口、鼻及び首構造として完成した。顔面筋アクチュエータはFMAを用い空気圧駆動とし小型化を図った。このため、顔の大きさは、人間の顔の大きさの約1.2倍である。顔面筋アクチュエータ、目、口、首の運動用アクチュエータと人工顔表情制御装置とを統合し、人工顔に、6基本表情及びそれらの混合した表情を表出させる人工顔システムが完成した。顔面筋アクチュエータによって動く顔面上の特徴点の移動量とアクションユニット(AUs)の大きさとの対応関係を人の6基本表情について実験的に求め、それによって人工顔に表情を表出させる制御アルゴリズムを完成させ、人工顔システムに装備し実験的に検証した。 (2)人工顔の創出する6基本表情を被験者に見せ、表出された表情の認別性視覚心理実験を行い、6基本表情のうち「恐怖」を除く5表情では90%の正解率で表情表出が達成されたが、「恐怖」は約53%の正解率で、「驚き」に誤認される可能性が高いことが分かった。 (3)人工顔の顔面筋を所要の時間的変化に沿って動かすための18本の小型ピストン式アクチュエータの制御アルゴリズムと眼、口、首を所要のパターンで動かすための制御モータの制御アルゴリズムを確定した。これによって人間と同様の速さで6基本表情が表出出来た。人工顔の特徴点移動量の動的計測アルゴリズムを確立した。 人工顔の顔面筋、眼、口、首を所要の時間的変化則に従って動的に制御し、その動的表情の表出正当率を評価した。これより6基本表情に関して約80%の正当率で表情情報が伝達されることを明らかにした。
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