研究課題/領域番号 |
05670295
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中山 俊憲 東京大学, 医学部(医), 助手 (50237468)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | p56^<lck> / T細胞レセプター / CD4^+CD8^+胸腺細胞 / P56^<lCK> / T細胞抗原レセプター / 胸腺 / 小胞体 / CD4 / ドミナント・ネガティブ |
研究概要 |
マウス胸腺から抗CD8抗体を用いたバニング法や抗CD4,CD8抗体を用い、セルソーターを使ってCD4^+CD8^+(DP)細胞を分離した。抹梢成熟T細胞としては、脾臓などからナイロンウ-ルカラムを用いて分離した。これらの細胞を、35S-メチオニンでラベル(パルス)し、その後、正常培養液に戻して、さらに0〜6時間培養する。いわゆるパルス/チェイスの実験を行った。細胞を可溶化した後、TCRの各コンポーネントに対する抗体を駆使し、免疫沈降を行った。TCRの各コンポーネントは一定の順序で会合するため7本の完全な複合体(αβγδεζζ)や、途中の2本(αβ)、3本(αβγ)、5本(αβγδε)の複合体を別々に分離することができる。この免疫沈降物を、二次元(非還元/還元)のSDS-PAGEに展開し、新しく合成された種々の段階の複合体の量を同定した。 平成5年度では、正常マウスでのCD4^+CD8^+(DP)細胞の各コンポーネントの合成及び分解速度を決めることができたCD4を介したシグナルによりTCRの分解速度が負の方向に調節されていることもわかった。さらにCD4TGマウスを用いた実験からCD4を介したシグナルはp56^<lck>チロシンキナーゼによることもわかった。またCD4を過剰に発現させることにより、p56^<lck>のシグナルが低下してしまうこともわかった。 平成6年度ではDP細胞でのTCRの低発現はTCRα鎖のグリコシレーションがα鎖とβ鎖のS-S結合に重要であることもわかった。
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