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産業構造の転換と地域・経営・労働者

研究課題

研究課題/領域番号 06610181
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関専修大学

研究代表者

柴田 弘捷 (柴田 弘撻)  専修大学, 文学部, 教授 (80103414)

研究期間 (年度) 1994 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1995年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1994年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードデュアル・イノベーション / グローバリゼイション / 地域構造 / グローバルCIM / 空洞化 / 地域開発政策 / 雇用の不安定化 / ハイテクノロジー化 / 産業構造 / 造船業 / 基地経済 / 観光・リゾート産業 / 地域産業構造 / 産業空洞化 / 一人生産方式 / 日本的雇用慣行 / 労働力の流動化
研究概要

本研究で明らかにされたことは以下の通りである。
1.日本の地域構造は、ME技術革新に規定された企業の経済活動と全国総合開発計画に代表される産業と地域開発にかかわる国家政策に大きくは規定されながら、個別地方自治体の振興・開発政策と企業・事業所の進出・撤退という現象によって結果されてきている。
2.1980年代から90年代のこれらの動きは、地方自治体の振興・開発政策にかかわりなく、政治・経済・文化等の管理中枢機能の東京一極集中とアジアへの生産移転、企業内国際分業体制(グローバルCIM)の確立、つまりアジアをも含めた日本産業の地域構造の再編がみられた。
3.それに伴って国内地方の産業・雇用の空洞化の進展であった。とくに70年代から80年代にハイテク産業の量産基地として工場進出のあった長野県伊那地域は、アジアを中心とする海外移転により、生産縮小・工場閉鎖による雇用の減少、小零細工場の閉鎖等が進行していた。
4.また、これまで「内発型」産業都市として発展をしてきた浜松市では、その中核であったオートバイと楽器の二大産業においても、産業の成熟化と他方における電子化による競争の激化、国際化・脱浜松の進展によって、中小零細企業に危機が生じ、自治体も中小零細も新たな対応が迫られていること。

報告書

(4件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 柴田弘撻: "「一人生産方式」(NEC長野)の展開" 専修社会学. 第75. 32-36 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 柴田弘撻: "新版 社会学(共著)第4章「技術革新と経営」担当.P155-196" 文化書房博文社, vi+329 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 柴田 弘捷: "-伊那調査覚書-「一人生産方式」(NEC長野)の展開" 専修社会学. 第7号. 32-35 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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