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学校外教育施設および地域社会の教育力の活用に関する実態調査〜学校5日制の視点から

研究課題

研究課題/領域番号 07041032
研究種目

国際学術研究

配分区分補助金
応募区分学術調査
研究分野 教育学
研究機関国立教育研究所

研究代表者

金子 忠志 (金子 忠史)  国立教育研究所, 国際研究・協力部, 部長 (80000058)

研究分担者 斎藤 泰雄 (斉藤 泰雄)  国際教育研究所, 国際研究・協力部, 室長 (30132690)
坂本 孝徳  国立教育研究所, 企画調整部, 企画調整官 (10149297)
佐々木 毅  国立教育研究所, 国際研究・協力部, 室長 (90099804)
梶田 美春  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 部長 (30110092)
川野辺 敏  常葉学園大学, 教授 (10000001)
稲葉 継雄  九州大学, 教育学部, 助教授 (00134180)
沢野 由紀子 (沢野 由起子)  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 研究員 (40280515)
油井 澄子  国立教育研究所, 教育情報資料センター, 主任研究官 (10124182)
坂野 慎二  国立教育研究所, 教育経営研究部, 研究員 (30235163)
小松 郁夫  国立教育研究所, 教育経営研究部, 室長 (10130296)
鐙屋 真理子  国立教育研究所, 国際研究協力部, 主任研究官 (20249907)
沼野 太郎  国立教育研究所, 国際研究協力部, 研究員 (50228277)
伊藤 稔  東京理科大学, 工学部, 助教授 (00196106)
渡辺 良  国立教育研究所, 国際研究協力部, 室長 (30141980)
樋口 信也  帝京大学, 文学部, 教授 (40132691)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
キーワード学校5日制 / 課外教育活動 / 勤労体験学習 / ボランティア活動 / 協同教育 / 連携組織 / 職業キャリア教育 / 青少年団体 / 共同教育
研究概要

1.本年度の研究の概要:平成9年度は、過去2カ年の現地調査と収集した文献・情報及び資料を基礎にして比較・分析・検討を継続し、その結果を研究成果報告書にまとめ、平成10年3月に刊行した。その際に再確認した共通点は、学校週5日制に伴う学校カリキュラムの編成・組織を明らかにし、次の5つのテーマ、即ちI.学校外の学習の法的・制度的位置づけ、II.学校外教育施設や機関の実態、III.学校外の指導と評価、IV.学校外の人的・物的資源の調達、配分と活用、V.学校と地域社会との連携の課題と展望I焦点を当てて、各自研究論文をまとめた。報告書の構成は、アメリカ編(米国、カナダ、メキシコ)、ヨーロッパ編(イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、チェコ、ポーランド)、東アジア編(中国、韓国)及び東南アジア編(インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン)の順序で国名のみを揚げて配列し、若干の研究分担者は2カ国を執筆担当した。
2.新たな知見:(1)学校週5日制は多くの国で定着し、土曜日は子どもたちは文化・スポーツ関係の課外教育活動、青少年団体の諸活動、勤労体験学習やボランティア活動に従事する。日曜日は安息日であり、寺院や教会での礼拝と家族の団らんの日である。(2)若干の国で週4日制が部分的に、あるいは全面的に施行され、金曜日を教員の専門職能開発日及び生徒の清深な学習日、ボランティア活動または勤労体験の日とされ、他の曜日の授業時間数が延長される。(3)各国とも学校外での学習経験や教育資源を学校教育のそれと総合的に結びつける努力をしている実態を把握した。(4)学校が企業と協力する協同教育では、勤労体験学習の評価の方法や手続きが開発されている実情を見聞した。(5)職業・キャリア教育、学校を基盤とする教師教育、生徒の問題行動に対する指導や予防、環境教育などの学校と地域社会との極めて多様な連携組織が発展していることを見出した。

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (36件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (36件)

  • [文献書誌] 金子 忠史: "ボ-イスカウトのLearning for Life プログラム〜School-to-Work Programの展開を中心〜" 「学校と地域社会との連携に関する国際比較研究」国立教育研究所(特別研究 中間報告書II). (近刊). (1998)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 川野辺 敏: "旧ソ連時代の学校と地域社会との連携" 「学校と地域社会との連携に関する国際比較研究」国立教育研究所(特別研究 中間報告書II). (近刊). (1998)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 梶田 美春: "マレーシア・プランにみる家庭・学校・地域の連携" 「学校と地域社会との連携に関する国際比較研究」国立教育研究所(特別研究 中間報告書II). (近刊). (1998)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 伊藤 稔: "地域社会の連携を求める大学カリキュラム-ペンシルベニア大学の事例" 「カリキュラム開発をめざすアメリカの挑戦」. 227-243 (1998)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
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      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐々木 毅: "イギリスにおける学校外の教育力:学校教育との連携をめぐる現状と可能性" 「学校と地域社会との連携に関する国際比較研究」国立教育研究所(特別研究 中間報告書II). (近刊). (1998)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 坂野 慎二: "ドイツにおける学校と企業の連携" 「学校と地域社会との連携に関する国際比較研究」国立教育研究所(特別研究 中間報告書II). (近刊). (1998)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 現代アメリカ教育研究会編(代表 金子 忠史): "カリキュラム開発をめざすアメリカの挑戦" 教育開発研究所, 321 (1998)

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      「研究成果報告書概要(和文)」より
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      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KANEKO,TADSSHI: "THE LEARNING FOR LIFE PROGRAM-ON THE BASIS OF THE DEVELOPMENT OF THE SCHOOL-TO-WORK PROGRAM" THE INTERNATIONAL COMPARATIVE STUDY ON THE PARTNERSHIP BETWEEN SCHOOL AND COMMUNITY,INTERIM REPORT II,NAT.INST.FOR EDU.RES.(FORTHCOMING). (1998)

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      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KAWANOBE,SATOSHI: "THE PARTNERSHIP BETWEEN SCHOOL AND COMMUNITY IN THE FORMER SOVIET RUSSIA PERIODS" IBID.

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      「研究成果報告書概要(欧文)」より
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      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] KAJITA,MIHARU: "THE PARTNERSHIP AMONG FAMILY,SCHOOL AND COMMUNITY IN THE MALYSIA PLAN" IBID.

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      「研究成果報告書概要(欧文)」より
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      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] ITO,MINORU: "UNIVERSITY CURRICULUM LOOKING FOR THE PARTNERSHIP WITH COMMUNITY" CHALLENGES OF AMERICA TOWARD CURRICULAR DEVELOPMENT. 227-243 (1998)

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      「研究成果報告書概要(欧文)」より
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      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] SASAKI,TAKESHI: "THE EDUCATIONABILITY OF OFF CAMPUS SOCIETY IN ENGLAND.THE ACTUAL SITUATION AND POSSIBILITY OF LINKS WITH SCHOOL EDUCATION" THE INTERNATIONAL COMPARATIVE STUDY ON THE PARTNERSHIP BETWEEN SCHOOL AND COMMUNITY,INTERIM REPORT II,NAT,INST.FOR EDU.RES.(FORTHCOMING). 211-222 (1998)

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      「研究成果報告書概要(欧文)」より
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      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] SAKANO,SHINJI: "THE PARTNERSHIP BETWEEN SCHOOL AND BUSINESS IN GERMANY" IBID.

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      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] STUDY GROUP OF CURRENT AMERICAN EDUCATION (REP.KANETO,T) (EDS.): QACHALLENGES OF AMERICA TOWARD CURRICULAR DEVELOPMENT. 321 (1998)

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      「研究成果報告書概要(欧文)」より
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      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 金子 忠史: "ボ-イスカウトのLearning for Life プログラム〜Sshool-to-work Programの展開を中心〜" 『学校と地域社会との連携に関する国際比較研究』国立教育研究所(特別研究 中間報告書II). (近刊). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 川野辺 敏: "旧ソ連時代の学校と地域社会との連携" 『学校と地域社会との連携に関する国際比較研究』国立教育研究所(特別研究 中間報告書II). (近刊). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 梶田 美春: "マレーシア・プランにみる家庭・学校・地域の連携" 『学校と地域社会との連携に関する国際比較研究』国立教育研究所(特別研究 中間報告書II). (近刊). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 伊藤 稔: "地域社会の連携を求める大学カリキュラム-ペンシルベニア大学の事例" 『カリキュラム開発をめざすアメリカの挑戦』. 227-243 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 佐々木 毅: "イギリスにおける学校外の教育力:学校教育との連携をめぐる現状と可能性" 『学校と地域社会との連携に関する国際比較研究』国立教育研究所(特別研究 中間報告書II). (近刊). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 坂野 慎二: "ドイツにおける学校と企業の連携" 『学校と地域社会との連携に関する国際比較研究』国立教育研究所(特別研究 中間報告書II). (近刊). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 現代アメリカ教育研究会編(代表 金子 忠史): "カリキュラム開発をめざすアメリカの挑戦" 教育開発研究所, 321 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 金子忠史: "オハイオ州の職業・キャリア制度とキャリアパスポート" 学校と地域社会との連携に関する国際比較研究,国立教育研究所(特別研究 中間報告書I). 15-31 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 川野辺敏: "ロシア教育制度とカリキュラム" 学校と地域社会との連携に関する国際比較研究,国立教育研究所(特別研究 中間報告書I). 365-373 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 梶田美春: "マレーシアにおける教育政策の動向" 学校と地域社会との連携に関する国際比較研究,国立教育研究所(特別研究 中間報告書I). 491-504 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 伊藤稔: "パートナーシップの理論的背景" 学校と社会との連携をめざすアメリカの挑戦(現代アメリカ教育研究会編). 15-32 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 坂野慎二: "ドイツの学校週5日制とその問題点" 学校と地域社会との連携に関する国際比較研究,国立教育研究所(特別研究Z中間報告書I). 327-337 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 坂本孝徳: "教育研究の支援システムとその活用" 学校の教育研究(新学校教育全集). 28. 253-301 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 現代アメリカ教育研究会編: "学校と社会との連携をめざすアメリカの挑戦" 教育開発研究所, 251 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 樋口信也: "国際理解教育の課題" 教育開発研究所, 191 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 川野辺,敏: "新生ロシア教育-カリキュラムを中心に-" 「学校と地域社会との連携に関する国際比較研究」国立教育研究所(特別研究 中間資料集I). 314-321 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 梶田,美春: "マレーシアにおける教育改革の動向" 「学校と地域社会との連携に関する国際比較研究」国立教育研究所(特別研究 中間資料集I). 452-458 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 伊藤,稔: "パートナーショプの理論的背景" 現代アメリカ教育研究会編「学校と社会との連携をめざすアメリカの挑戦」. 15-32 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 坂野,慎二: "ドイツの学校と学校週5日制" 「教育課程の国際比較調査」(文部省委託研究報告書). 52-59 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 坂本,孝徳: "教育研究の支援システムとその活用" 「学校の教育研究」(新学校教育全集). 28. 253-301 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 現在アメリカ教育研究会編(代表 金子,忠史): "学校と社会との連携をめざすアメリカの挑戦" 教育開発研究所, 251 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 樋口,信也: "国際理解教育の課題" 教育開発研究所, 191 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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