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「情報文化」の学問的基礎形成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07808041
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 知能情報学
研究機関立正大学

研究代表者

今井 賢  立正大学, 経済学部, 教授 (70118743)

研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード情報 / 文化 / コンピュータ / ネットワーク / 情報文化 / コンピュータ文化 / ミ-ム / 創造性 / ネットワーク文化
研究概要

本研究は,「コンピュータと文化」並びに「情報と文化」の融合における学術的コンセプトの具現化を目的とし,併せて「情報文化の教育」方法を示唆するものである。その成果として
1.「情報文化」の持つ内容を,自然科学的見地から大別すると,筆者が提唱するように,「コンピュータと文化」と「情報と文化」となることが再確認された。またそれらの研究の具体的方法論も示唆された。
2.現代文化としての「コンピュータ文化」の特質を明らかにした。さらに、それらを発展させ,「ネットワーク文化」の概念を掲示し,その特質を示した。
3.ド-キンスの「ミ-ム」の「情報文化」に対する有効性が一部示された。しかし,「ミ-ム」の本性についてはまだ未知の部分が多く,本研究後引き続き解明に取り組む予定である。
4.立正大学において,画像情報ネットワーク並びにHTMLを利用した独創性・創造性育成教育を実施した。その結果、学生個人の持つ「文化」と情報処理技術とを結び付けようとする行為が履修学生の間に観られる。この力こそ,「情報文化の芽生え」にほかならないと思量され,「情報文化」的教育の有効性が実証された。
新しい学際領域として近年生まれた「情報文化」の学問的基礎確立を目差す本研究は、以上のように,情報と文化との融合としての具体的形のいくつかを浮き彫りにすることに一部成功した。しかし,言語論または記号論からのアプローチによる「文化」の情報科学的解釈の構築など解き明かさなければならない課題も残されているため,研究の続行が必要であろう。

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 今井 賢: "情報文化に関する一考察" 情報文化. 5. (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Masaru IMAI: "The research for "Information-Culture"" INFORMATION-CULTURE. Vol.5 (in print). (1998)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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