研究課題/領域番号 |
08670460
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
鷲見 勝博 中京大学, 教養部, 教授 (60247608)
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研究分担者 |
安藤 好郎 中京大学, 教養部, 教授 (10065245)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 更年期女性 / 骨代謝マーカー / 骨強度 / 嫌気性代謝閾値 / 閉経 / 歩行運動 / 縦断的観察 / 嫌気性代謝閥値 / 閉径 / 運動 |
研究概要 |
更年期女性の骨量の維持・増進及び骨代謝回転生化学マーカーに効果的な運動量と運動形態は、明らかにされていない。本研究の目的は、更年期の内分泌変動と骨代謝マーカーから得られる骨代謝回転動態及び骨強度に影響を及ぼす身体活動の有効性についてその縦断的変化を次の観点から検討をおこなってきた。具体的には、(1)対象者の呼吸循環諸変量にもとづく嫌気性代謝閾値の確定と横断的データから得られる体力関連諸指標に及ぼす加齢変化と閉経の影響の有無の検証。(2)運動群と対照群の骨密度と骨代謝マーカーに及ぼす加齢変化と閉経の影響について比較検証。(3)本研究によって立案された運動処方の骨代謝に及ぼす妥当性の検討として、対象者を運動群、運動指導群、対照群の3群に分類し、対照群を除く2群に対して、2年間の運動指導から得られた効果の有無を検証した。対象者は、35歳から68歳の女性100名(長距離ランナー33名、剣道愛好者26名、対照群41名)を対象とした(51.5±8.5歳)。全員非喫煙者でホルモン補充療法の経験がなかった。体力水準を把握し、運動処方立案のための基礎的検討をおこなった。次の知見を得た。1)更年期女性の呼吸循環諸変量には加齢の影響が認められたが、閉経の影響は認められなかった。運動群のVO2maxの減少は-0.47/kg/min/yr.であった。2)定期的な運動の習慣化は骨密度に好ましい影響を及ぼし、閉経後の骨量減少を抑制する可能性が示された。この場合の運動実施頻度と時間は、4回/週、約60分/回であり、運動種目・様式は剣道、ジョギングジョギング及びランニングであった。この時の運動強度はVO2maxの65〜70%であった。3)brisk walkingは閉経後女性の骨強度を高めることが示された。これらのことから本研究で実施した運動処方が骨量減少の予防に有効であることが示唆される。
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