研究分担者 |
林 雄介 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (70362019)
角 薫 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (20332752)
來村 徳信 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (20252710)
溝口 理一郎 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20116106)
平田 謙次 学校法人産業能率大学, HRM研究センター, 統括リーダー(研究職) (80387084)
稲葉 晶子 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (10304049)
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配分額 *注記 |
11,800千円 (直接経費: 11,800千円)
2005年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2004年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
2003年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2002年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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研究概要 |
組織内の情報や知(スキル・知識・能力の総称)の価値を見極めながら管理することの重要性への認識が高まつている。また,同時に組織構成員の潜在的なスキル・知識・能力をひきだし,それらを相互に有機的に結びつけて組織知の継承性と創造性を高めようという機運も高まっている。このようなニーズに応えるべく,昨今は,インターネットをはじめとする情報インフラと情報や知識のモデリング技術を基礎にして,ドキュメント管理支援,ナレッジマネジメント支援,データマイニング,協調作業支援,協調学習支援の情報システムの開発が盛んに行われている。本研究では,組織知の創造・継承の支援システムをさらに高度化するために,組織における情報・知識・人的資源のライフサイクルと知識創造活動の非定型なワークフローをモデル化し,そのモデルに沿って組織知の継承・創造活動を支援する知的システムの設計・開発を行った。 1 組織知マネジメントシステムの設計・開発 人的資源モデルと構成員プロファイルに基づいて必要な学習コンテンツを配信する機能,組織知の変容動向の視覚的表現機能,インタフェース・エージェントによる構成員の知の創造・継承活動の知的支援機能を備えたシステムを試作した。 2 システムの試験運用 システムを実証実験ベースに載せるためのコンテンツの整備を行った。まず,研究室内で3ケ月程度の試験運用を行い,知の継承・創造活動の主体(組織・構成員)モデルと,活動(デュアルループモデル)モデルそして組織知の内容モデルめ用性を証するためのデータを収集した。さらに試験運用実験で得られたデータを元に本申請課題で構成した主要3モデルを,知の増幅エンジンとしての知的システム設計の基本参照モデルとして一般化し,より包拮的な研究課題への展開を検討した。
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