研究課題/領域番号 |
15K00577
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
黄 仁姫 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (70447077)
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研究分担者 |
松藤 敏彦 北海道大学, 工学研究院, 教授 (00165838)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 廃棄物焼却 / 排ガス処理 / 消石灰 / 塩化水素 / 塩化水酸化カルシウム / 中和反応 / 硫黄酸化物 / ごみ焼却排ガス処理 |
研究成果の概要 |
消石灰を用いた排ガスの乾式処理とバグフィルタによる集じんを行っている焼却施設の飛灰を分析し,HClとの反応生成物は一般的に知られているCaCl2の無水和物や水和物ではなく,CaClOHであることを明らかにした。流通式反応装置を用いた170℃,Ca/Clモル比=0.1-5の条件での室内実験でも,Ca(OH)2とHCl反応生成物はCaClOHであり,焼却施設の飛灰分析結果と一致していることがわかった。消石灰の効率的利用を考えるとCaCl2まで反応を進行させることが望ましいが,現状の乾式処理ではCaClOH生成に留まっている可能性が示唆された。
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