研究課題/領域番号 |
15K02917
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
庵逧 由香 立命館大学, 文学部, 教授 (70460714)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 植民地兵士 / 兵力動員 / 植民地の軍隊 / 朝鮮軍 / 志願兵 / 徴兵 / 朝鮮人兵士 / 総動員体制 / 戦時動員 / 徴兵制 / 志願兵制度 / 植民地の兵士 / 朝鮮植民地政策 / 植民地軍隊 / 連隊 |
研究成果の概要 |
植民地に駐屯していた日本軍、特に朝鮮駐屯日本軍(朝鮮軍)に関する研究は、近年になってようやく始まったばかりである。本研究を通じ、まずはこれまで使用されていなかった諸資料(隷下連隊レベルの各種記録、所属兵士回顧録、オーストラリア軍・オランダ軍など連合国軍作成資料など)を収集・整理・分析し、関連研究会で発表して資料目録の共有を図った。また韓国各地や日本に残る関連史跡のフィールドワークを行った。これらの諸資料を利用し、朝鮮軍研究の基礎情報を提供する論考を刊行した。また海外・国内で開催された国際学会でも朝鮮人志願兵分析などの研究成果を発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
朝鮮植民地支配を支えた暴力機構の一つが、そこに駐屯していた朝鮮駐屯日本軍(朝鮮軍:陸軍第19師団および第20師団)である。しかし、この朝鮮軍についての研究は、まだ緒に就いたばかりである。特に近年でも植民地支配の問題が日韓・日朝関係で政治的課題になっており、植民地におけるこれらの実態を解明することは、今後ますます重要になってくると思われる。
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