研究課題/領域番号 |
15K09205
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大河内 眞也 東北大学, 事業支援機構, 講師 (40375035)
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連携研究者 |
兼平 雅彦 東北大学, 大学病院, 講師 (90374941)
菊地 利明 新潟大学, 大学病院, 教授 (10280926)
色川 俊也 東北大学, 事業支援機構, 准教授 (70375179)
小川 浩正 東北大学, 事業支援機構, 准教授 (90361162)
黒澤 一 東北大学, 事業支援機構, 教授 (60333788)
山田 充啓 東北大学, 大学病院, 助教 (00396483)
井上 彰 東北大学, 大学病院, 教授 (70361087)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 肺線維症 / 間葉系幹細胞 / エピジェネティクス / 酸化ストレス / ERストレス / 障害ストレス応答 / 成長因子 / 老化 / STC1 / SASP / マクロファージ / ミトコンドリア / エピゲノム / メタボローム |
研究成果の概要 |
我々は間葉系細胞由来液性因子Stanniocalcin-1が持つ多彩な生理作用を統一的に説明する分子メカニズムを明らかにするため、STC1が肺微小環境代謝に与える影響についてメタボローム解析を行った。その結果、STC1が生体の障害ストレス応答反応の基盤となるシステイン・メチオニン代謝経路をコントロールすることを発見した。システイン・メチオニン代謝経路はDNAヒストンのエピジェネティクスな修飾、レドックス活性を持つ活性イオウ種の合成、葉酸代謝等に中心的な役割を持つ。これらの知見は、肺細胞の恒常性維持、分化制御機構に関連する病態解明に関わり、線維症の新規治療開発に役立つと考える。
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