研究課題/領域番号 |
15K09282
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
湯澤 由紀夫 藤田保健衛生大学, 医学部, 教授 (00191479)
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研究分担者 |
林 宏樹 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (10378086)
進藤 有一郎 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (60608884)
西村 邦宏 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究開発基盤センター, 室長 (70397834)
小出 滋久 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (40760913)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 腎臓学 / 臓器連関 / 肺腎連関 / 急性腎障害 / 肺炎 / 急性腎傷害 / AKI |
研究成果の概要 |
腎臓の傷害時に, 心臓をはじめ遠隔臓器に傷害が波及する臓器連関が知られているが, 腎と肺をむすぶ連関の知見は乏しいため, 入院肺炎コホートにおける急性腎傷害(AKI)発症と予後に関する前向き観察研究から, 腎肺連関を明らかにした. AKIを加味した新たな重症度スコアが提唱されれば, 本邦で年間11万人以上が死亡し,悪性新生物,心疾患に次いで,第3位の死亡数をしめる肺炎診療において, 死亡リスクを容易にかつ正確に予測することが可能となる. 本研究は単に腎と肺のクロストークを証明するだけでなく, 今後の医療は, 単臓器にとらわれず, 臓器連関を踏まえた診療が重要であることを提言するものである.
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