研究課題/領域番号 |
15K11008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
佐藤 淳 大阪大学, 歯学研究科, 講師 (70335660)
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研究分担者 |
阿部 真土 大阪大学, 歯学研究科, 講師 (40448105)
岸野 万伸 大阪大学, 歯学研究科, 助教 (60346161)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 骨細胞 / 培養 / 三次元細胞培養 / 骨芽細胞 / 負荷 / 骨 |
研究成果の概要 |
骨は、骨芽細胞により行われる骨の形成と破骨細胞により行われる骨の吸収により動的平衡状態を維持している。骨の動的平衡状態は、様々な要因の影響を受けて成り立っているが、それらの影響の中でも力学的負荷による影響は、近年大きく注目されている。本研究では、細胞株をコラーゲンゲル上に三次元的に培養することで、骨の組織を模した環境を作り出し、種々の検討を行った結果、Dmp1発現が細胞の分化を介して力学的負荷に対応している可能性を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
力学的負荷が骨に与える影響を明らかにすることは、近年、老化等の原因による寝たきり患者数の増加に伴って重大な関心事項であるとともに、今後、人類が地球外へ進出し、宇宙で生活するようになった際の微小重力状態での影響を考える上でも重要である。本研究では、細胞株を用いてコラーゲンゲルで三次元的に細胞培養を行い、力学的負荷に対して骨を構成する細胞がどのように反応しているかの一部を明らかにすることが出来た。 本研究結果により、力学的負荷の減少した患者あるいは環境ではどのように骨組織を維持していくかの一助となると考える。
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