研究課題
基盤研究(C)
義歯を介した顎堤吸収に関与する破骨細胞の機能亢進に対する報告はほとんどない。そこで表面処理法が確立しているチタンの表面性状の違いによる、マクロファージ分化の方向性を検討した。チタンプレート試料として、表面処理法が確立している平滑面およびミクロ粗面である機械研磨面(MS)および酸処理面(AS)を準備し、各試料上で、破骨細胞前駆細胞を培養し、その遺伝子発現を検討した。その結果、MSで培養した破骨細胞前駆細胞は炎症性マクロファージのマーカーであるNOS2の発現が高くなった。今後、チタン表面性状がどのようにマクロファージの極性や破骨細胞分化に影響を与えるか明らかにする予定である。
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J Dent Res
巻: 95(1) ページ: 110-118
Biochem Biophys Rep
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