研究課題
基盤研究(C)
口腔顔面領域の代表的な原因不明痛である、バーニングマウス症候群(BMS)について、その病態解明のために、脳内の疼痛調節機構について、定量感覚検査、機能核磁気イメージング(fMRI)法を用いて検討を行った。BMS患者では、痛みを感受する際の時間的修飾や空間的修飾が健常者に比べて増強しており、脳内の痛みの調節機構の変調が関わっているものと考えられた。BMSでは痛みに対する馴れが生じにくい。ガム咀嚼後、BMS患者では痛みの軽減がみられるが、この時、BMS患者では対照群に比べて背部注意ネットワークの活性化がみられ、左側視床と左側前頭下回弁蓋部、左側視床と右側小脳第7領域の結合の増強がみられた。
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すべて 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 6件、 査読あり 12件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 4件)
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