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米国での調査を踏まえて長期間ニューロフィードバック訓練の効果検討

研究課題

研究課題/領域番号 15K13136
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 臨床心理学
研究機関岩手大学

研究代表者

山口 浩  岩手大学, 人文社会科学部, 教授 (20174625)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードニューロフィードバック / バイオフィードバック / 脳波 / ポジティブ心理学 / うつ / 前頭部左右差 / バイオフィードック / ポジティブ感情 / 抑うつ / 前頭葉脳波非対称性
研究成果の概要

本研究は抑うつ傾向に対して効果の考えられる脳波neurofeedback(NF)法で特に前頭部脳波非対称性(左前頭部賦活>右前頭部賦活を訓練)のNF訓練を長期間(20日間)実施し効果を検討した。
実験は、統制群(8名;BDI-2平均23.1,SD=6.6)とNF実験群(8名;同23.5,SD=5.1)を設け、実験群に毎回25分間のNF訓練を実施。訓練未終了の被験者がいるため途中結果報告だが、抑うつ傾向に関し実験群でのみ得点が有意に低下。学習法について集中学習法の有利を予測したがそうとも言えなかった。更に訓練効果を上げるためには今回収集した内省報告をもとに修得方法や訓練時間配分の検討が必要である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、①今まで日本での前頭部非対称性ニューロフィードバック訓練に係わる長期間訓練効果の報告がない点、②フィードバック情報として(右前頭部α/β-左前頭部α/β)/(右前頭部α/β+左前頭部α/β)を基礎とした点、個人によって見られる左右の全脳波パワー値の違いに左右されないフィードバック情報による研究である点、③本分野で最近無視されがちな被験者のストラテジーを詳しく聞き取り訓練効果との対応を考える点に意義がある。今回、訓練参加者が脳波に対する十分なセルフコントロールを獲得したとは言えないが、今回のデータをもとによりよいストラテジーの獲得と訓練時間の検討を行うことが可能となる。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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