研究課題/領域番号 |
15K13448
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数学解析
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
鈴木 貴 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (40114516)
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研究分担者 |
坪田 誠 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (10197759)
中西 賢次 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (40322200)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 点渦 / ボルツマン・ポアソン方程式 / 爆発機構の量子化 / 循環的階層 / 非局所項 / 平均場理論 / 準平衡 / 緩和方程式 / 非線形解析学 / 非平衡統計力学 / 量子渦 / 量子化する爆発機構 / モース指数 / 緩和時間 |
研究成果の概要 |
木星大赤斑のように乱流中に長時間にわたって秩序構造が現出することがある。2次元的な流れでは多数点渦の平均場の作る平衡状態と準平衡状態がその起源である一方、平均場と個別粒子の間に「循環的階層」と呼ばれる構造があることが知られてきた。本課題は非線形解析学と非平衡統計力学の融合研究であり、循環的階層が動力学のレベルまで及んでいることを数学的に証明する一方、パッチモデルと適合する形で準平衡から平衡に至る緩和時間での点渦平均場を記述する数理モデルを導出したものである。
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