研究課題/領域番号 |
15K13770
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機・ハイブリッド材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
三木 康嗣 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60422979)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | pH応答性 / 近赤外色素 / シアニン / 蛍光 / 腫瘍 / シアニン色素 / エンドサイトーシス / 発光 / 近赤外 / イメージング |
研究成果の概要 |
pH変化に応答し、発光性を変化させる近赤外シアニン系色素を開発した。緩衝溶液中で吸光度、発光強度を測定したところ、分子内求核性官能基の違いにより、pH応答領域が異なることを明らかにした。また、吸光度、発光強度ともpH変化に鋭敏に応答し、その応答は可逆であった。腫瘍細胞共存下においても、その応答性は損なわれず、色素はエンドサイトーシスにより細胞内に取り込まれ、エンドソーム中の低pHに応答して発光することがわかった。ポリエチレングリコールを複合化させたハイブリッド材料は光腫瘍イメージングに適用でき、腫瘍の可視化が可能であった。
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