研究課題
挑戦的萌芽研究
申請者らが研究対象としてきたZnフィンガー型転写因子Zicファミリーは脳の血管構成細胞に発現している可能性があり、動脈硬化に関わるApoeの発現レベルを制御する。そこで、Zicファミリーが脳血管を構成する細胞でどのような役割を持つのか、動脈硬化、脳虚血時にZicファミリーがどのような発現変化を示すのかについて検討した。その結果、Zicファミリータンパク質がサブタイプ選択的に、ペリサイト、血管内皮細胞、血管構成細胞の前駆細胞に強く発現していること、ペリサイトの発生制御について重要な役割を持つことが明らかになった。これらはZicの生物活性を利用した血管再生制御技術の開発につながる知見である。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)
Nature Communications
巻: 印刷中
130007901310
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/Zic