研究課題/領域番号 |
15K15195
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
安東 由喜雄 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (20253742)
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研究分担者 |
田崎 雅義 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 助教 (50613402)
植田 光晴 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (60452885)
三隅 洋平 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (80625781)
山下 太郎 熊本大学, 医学部附属病院, 特任教授 (90381003)
大林 光念 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 教授 (90361899)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 家族性アミロイドポリニューロパチー / トランスサイレチン / 炎症 / サイトカイン / マクロファージ / アミロイド沈着機構 / インターロイキン / 免疫細胞 / 臨床化学 |
研究成果の概要 |
FAPの病態と炎症との関連を明らかにする為、血清中の炎症性サイトカインの濃度を測定及び末梢血から分離した単核球(PBMC)中のT細胞、B細胞、単球などの免疫細胞について、炎症性マーカーあるいは炎症性サイトカインの発現の高い細胞の割合を算出した。FAPでは、炎症関連サイトカイン、単球を主体にしたinflammasomeが活性化されIL-1βやIL-6が分泌される事が判明した。マクロファージについても解析する為FAP患者組織切片に対し各種マーカーに対する抗体を用いた免疫組織化学染色を行ったところ、FAPではM2マクロファージが増加しアミロイド形成にも重要な働きをしている可能性があることが判明した。
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