研究課題/領域番号 |
15K18142
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
天野 佳正 千葉大学, 大学院工学研究科, 助教 (40517976)
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研究協力者 |
町田 基 千葉大学, 総合安全衛生管理機構, 教授 (30344964)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | アオコ捕集除去 / ミクロキスティス / 細胞外多糖類 (EPS) / 金属カチオン / 群体形成 / 浮揚性 / 水環境保全 / カチオン / 細胞外多糖類(EPS) |
研究成果の概要 |
本研究は,水溶液中の細胞外多糖類 (EPS)濃度とともに金属カチオン (Ca2+)濃度を制御することで,高分散性ミクロキスティスの群体形成と群体サイズの拡大を試みた。また,群体サイズの拡大によって高まる浮揚性を利用した新たなアオコ捕集除去プロセス構築への可能性を検討した。その結果,ミクロキスティスは高濃度Ca2+ (1000 mg/L) 条件において小群体を形成し,さらにEPS (200 mg/L) を同時添加することで1群体当たりの平均細胞数を増大させることが明らかとなった。また,EPSおよびCa2+によって群体サイズを拡大したアオコの浮揚性は対照系と比較して顕著に強まることがわかった。
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