研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、主に月の岩石年代分析から提唱されている「後期重爆撃仮説」について、西オーストラリア・ジャックヒルズ変礫岩中に含まれる砕屑性・衝撃変成ジルコンのインパクト年代分析から初期地球における隕石衝突率の解読を目指した。大量・迅速なジルコン分離技術の改良および年代分析技術向上としてそれぞれ国際誌1編ずつの成果となり、砕屑性衝撃変成ジルコンの組織観察・年代分析の結果は論文投稿中である。また上記初期地球研究に関連して、国際学会および国内学会での招待講演が1回ずつとなった。インパクト年代の累計による「後期重爆撃仮説」の検証までには到達していないものの、今後のデータ蓄積により到達可能である。
すべて 2018 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 3件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件)
Gondwana Research
巻: 59 ページ: 159-179
10.1016/j.gr.2018.04.001
Geoscience Frontiers
巻: 4 号: 4 ページ: 1-11
10.1016/j.gsf.2017.04.010
120006630980
Tectonophysics
巻: 662 ページ: 40-66
10.1016/j.tecto.2015.05.003