研究課題/領域番号 |
16202023
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 国際日本文化研究センター |
研究代表者 |
千田 稔 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (20079403)
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研究分担者 |
鳴海 邦匡 大阪大学, 総合学術博物館, 助手 (00420414)
渡邊 欣雄 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (90103209)
秋山 元秀 滋賀大学, 教育学部, 教授 (00027559)
藤巻 正己 立命館大学, 文学部, 教授 (60131603)
野間 晴雄 関西大学, 文学部, 教授 (00131607)
土居 浩 ものつくり大学, 技能工芸学部, 講師 (20337687)
澁谷 鎮明 中部大学, 国際関係学部, 教授 (60252748)
金 ドウ哲 (金 科哲) 岡山大学, 大学院環境学研究科, 助教授 (10281974)
金坂 清則 京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 教授 (00092825)
八木 康幸 関西学院大学, 文学部, 教授 (80122224)
南出 眞助 追手門学院大学, 文学部, 教授 (80111904)
石原 潤 奈良大学, 文学部, 教授 (70080265)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
33,540千円 (直接経費: 25,800千円、間接経費: 7,740千円)
2006年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2005年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2004年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
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キーワード | 東アジア / 地理学 / 風水思想 / ヨーロッパ地理学 / 植民地 / 稲作 / 世界観 / 国家計画 / 東南アジア / 民俗学 / 伝統的地理学 / 地理学研究者 / 近代化 / 近代地理学 / 韓国 / アカデミック地理学 / 地理的思考 / マレーシア / マラッカ王国 / 地理写真 / ベトナム地理学 / 世界認識 / 地図史 / 世界地図 / 中国の地理学 / 明治天皇 |
研究概要 |
研究成果は、以下の5項目に集約できる。 (1)東アジアの伝統的地理学は、今も各地に足跡を残している。とりわけ風水思想は、中国、韓国や、日本の沖縄で、土地占いの方法として、現在も日常生活の中で意味をもっている。 (2)近代地理学の導入は、東アジアとその周辺地域では、年代差があるが、ヨーロッパ地理学の受容によって、世界観の拡大がもたらされた。 (3)植民地となった諸地域の地理学は、宗主国の地理学の影響を受けながら、地理学の近代化をはかった。ベトナム、マレーシア、韓国について事例的な検討を試みた。 (4)近代における東アジアは、ヨーロッパ地理学の方法論による研究対象であった。例えば、ムギ作農業はヨーロッパ地理学にとっては、関心があったが、稲作については、本格的な研究がされることはなかった。そのような偏りの反作用として、アジアにおける稲作観が熱帯地理学の新しい局面を切り開いた。 (5)現代の東アジアとその周辺諸国の地理学は、欧米と類似した体系のもとで、研究活動がなされているが国家計画に参画する割合は、国によって異なる。
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