研究課題/領域番号 |
16K01043
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
渡邉 伸樹 関西学院大学, 教育学部, 教授 (10362584)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 遊び学び / 数学 / 認識調査 / 幼児 / 幼小連携 / 数学遊び学びプログラム / 数学教育 / 幼児教育 / 遊び / 算数・数学 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究は,幼小連携を基盤とし,数学の認識段階を明らかし,その上で,幼稚園・保育所・認定こども園,さらには家庭でも教育・保育が実践可能な幼児の認識に見合った数学に関する遊び学びプログラムの開発を目指した。研究の結果,継続的な調査により,3~5歳児の子どもの数学に関する一定の認識を明らかにすることができ,さらには,教育・保育に有効なプログラムとしてEffective Simple Mathematics Play(数学遊び学び)の開発を行うことができた。なお,このプログラムについて実際に実践の結果,一事例研究ではあるが,その妥当性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,3~5歳児に関する認知段階を明らかにするとともに,実際に家庭でも実践可能なプログラムを開発した。このプログラムでは,今まで困難とされてきた3歳児でもピアジェの保存性の概念獲得につながること,約40項目以上の幼児の数学の認知発達過程を示すことができること,そして,さらにそれらの認知発達を家庭でも促進できることなどが明らかとなった。これらのことから,学術的に新たな提案ができ,また社会的にも新たな提案を行うことができ,これらの意味から意義があったものと考える。
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