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シティズンシップ教育を基盤とした英語教育再編のための「対話的」英語スピーチ活動

研究課題

研究課題/領域番号 16K02839
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外国語教育
研究機関福岡教育大学

研究代表者

吉武 正樹  福岡教育大学, 教育学部, 教授 (40372734)

研究分担者 三熊 祥文  広島工業大学, 生命学部, 教授 (10239212)
横溝 彰彦  久留米工業高等専門学校, 一般科目(文科系), 准教授 (00759962)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード英語スピーチ活動 / 対話 / シティズンシップ教育 / 公共圏の創出 / 市民性形成 / 話す聴衆(オーディエンス教育) / 多様性 / 自由の相互承認 / オーディエンス教育 / 市民意識の形成 / 主体的・対話的で深い学び / アクティブ・ラーニング / 協同学習 / 演劇的身体性 / 他者の集団 / 他社の集団 / 主体的・対話的な深い学び
研究成果の概要

多様な価値観や信念が混在するグローバル化社会では、協働して包摂的な社会を創出すべく個の価値観を表現し共有し合うことが不可欠である。一方向の情報伝達になりがちな英語スピーチ活動を「対話的」にすることにより、こうした「市民」を育成することが鍵となる。特に、「話す聴衆」の育成を重視し、話し手に相手意識を持たせ、「話す聴衆」をよき話し手に転化させることにより、スピーチを対話に近づいていくことが可能となる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

社会の価値観が多様化している一方、日本社会は依然として文化的同質性をベースとした閉塞的な社会観を保持し、自律した個を起ち上げることができないでいる。コミュニケーション能力を育成するための英語教育も、その考察の枠組み自体が道具的な言語観・コミュニケーション観に影響され、言語、自己、文化、社会、コミュニケーションの本質を捉え損ねている。
本研究は、コミュニケーション学の知見から、シティズンシップ教育を基盤にした英語教育再編を試みた。特に、日本語とは異なる文化的背景を持つ英語の指導法を対話的にすることにより、市民性の形成に寄与することが可能であることを示したことに、本研究の社会的・学術的意義がある。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 英語スピーチ活動の聴衆分析における学生の同質性志向2019

    • 著者名/発表者名
      横溝彰彦
    • 雑誌名

      全国高等専門学校英語教育学会研究論集

      巻: 38 ページ: 41-49

    • NAID

      40021852701

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 英語スピーチ活動の聴衆分析から見える学生の同質性嗜好2018

    • 著者名/発表者名
      横溝彰彦
    • 学会等名
      全国高等専門学校英語教育学会 第42回研究大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] コミュニケーション教育としての英語スピーチ活動―シティズンシップ教育の視点から―2017

    • 著者名/発表者名
      吉武 正樹、三熊 祥文、横溝 彰彦
    • 学会等名
      日本コミュニケーション学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 話し手としてのポジショナリティを振り返る英語スピーチ活動2017

    • 著者名/発表者名
      横溝 彰彦
    • 学会等名
      日本コミュニケーション学会九州支部大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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