研究課題/領域番号 |
16K03570
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
佐々木 俊一郎 近畿大学, 経済学部, 教授 (50423158)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 実験 / 嘘 / 真実表明行動 / 社会的選好 / 互酬 / 脱税 / 真実表明 / 贈与交換ゲーム / 経済実験 / 社会的選考 |
研究成果の概要 |
本研究では、実際の人間がどのような状況で嘘をつく傾向があるのか、ある経済主体の嘘は他の経済主体にどのように評価されるかについて実験を実施して検証した。実験結果によると、被検者は常に自分の利益だけで嘘をつくわけではないが、他人の嘘の行動に同調する傾向があること、他の経済主体の利己的な嘘に対しては負の互酬性が機能するが、他の経済主体の向社会的な嘘および利他的な嘘に対しては正の互酬性は機能しないこと等が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ある経済主体が嘘をつくことによって経済的な利益を高めることができる状況においては、当該経済主体は他の経済主体に対して嘘をつくインセンティブを持つ。本研究では、実際の被検者がどのような状況で嘘をつく傾向があるのか、ある経済主体の嘘は他の経済主体にどのように評価されるのかについて詳細に検討した。各種経済取引におけるコンプライアンス向上が求められる現代社会において、本研究で得られた実験結果は、経済活動における公正さを担保する制度や仕組みを構築するうえで、重要な知見となると考えられる。
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