研究課題/領域番号 |
16K03918
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
小西 尚実 関西学院大学, 総合政策学部, 准教授 (90510082)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | グローバル人材 / キャリア開発 / 国際人事システム / 国連 / 国際公務員 / キャリア研究 / 人的資源管理 / コンピテンシー / メンタリング / 国際人的資源管理 / グロバルキャリア / 人材育成 / グローバル人材育成 |
研究成果の概要 |
本研究は、世界中から集まった多様かつ高度な専門家が働く国際機関を対象に、国際機関のコンピテンシーやリーダーシップ開発、メンタリングプログラムなど、国際機関が導入する人材育成システムや様々なキャリア開発プログラムについて、その特徴を解明した。さらに、外国人国際公務員管理職へのヒアリング調査により、グローバル人材のキャリア形成の実態を検証した。研究結果は、書籍の出版、英語論文の執筆をはじめ、民間企業の経営者や人事責任者らとの意見交換会の開催、HP上での公開や、教材を日英で作成し、大学や大学院の授業で活用している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバル人材の育成が日本の喫緊の課題となる中で、従来の日本のキャリア形成や技能習得プロセスに関する研究は日本人に限定されており、国内においてグローバルな視点での議論や研究が進んでいるとは言い難い。国連は世界中から集まった多様なバックグラウンドを持つ高度な専門家が働く組織であり、導入している雇用・人事制度はまさにグローバルな制度である。さらに、そこで働く国際公務員のキャリア形成プロセスを明らかにすることは、日本人にとっても有益である。本研究の成果が、日本の最重要課題であるグローバル人材育成や、組織の人材育成・キャリア開発分野のさらなる発展に寄与するものと確信している。
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