研究課題/領域番号 |
16K07811
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
田口 浩継 熊本大学, 教育学部, 教授 (50274676)
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研究協力者 |
原嶋 友子 EMS, 環境推進室, 代表
佐藤 眞美 (株)眞建, 代表取締役
中逸 博光 長洲町, 町長
吉田 泰治 長洲町, 農林水産課, 課長
田口 善信 熊本市, 中央3地域包括支援センター, 管理者・社会福祉士
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 木育 / 介護予防 / 支援スタッフ養成 / ものづくり教育 / スタッフ養成 / 木育カリキュラム / 木質科学 / 林産教育 / 医療・福祉 |
研究成果の概要 |
森林が地球環境を保全し、持続可能な資源の一つとして注目されている中、林野庁では「木材利用に関する教育活動」を木育とし推進している。本研究では、介護予防拠点施設において、木を素材にしたものづくり活動を提供した結果、体操や脳トレと同程度に介護予防に有効とされる生きがいや、やりがいを認識していることを明らかにした。さらに、木育活動実施前後での参加者の気分・感情の状態変化について調査した結果、気分・ 感情の状態が好転しており、介護予防に効果的であることを明らかにした。また、 介護予防に特化した指導者養成講座のプログラムを開発するとともに、実際に介護予防施設等の職員に対して講座を実施し有効性を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
申請者らは、子供を対象とした木を素材にしたものづくり教室(木育活動)や、それらを指導するスタッフの養成講座を長年実施してきた。本研究においては、木育活動の対象を子供から高齢者に転換し、介護予防に資する木育活動を提供すると共に、その効果を検証した。介護予防施設での活動に参加することの少ない男性において、木育を提供することは効果的であることも明らかになった。さらに、介護予防に特化した講座のプログラムを開発するとともに、実際に介護予防施設の職員に対して講座を実施し、その有効性を検証した。
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