研究課題/領域番号 |
16K08013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
高山 喜晴 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産研究部門, 上級研究員 (00343989)
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研究分担者 |
吉田 綾子 (青木 綾子) 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), その他 (60610368)
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研究協力者 |
青木 玲二
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ラクトフェリン / T-細胞 / CXCR4 / ケモカイン受容体 / マクロファージ / T細胞 / 蛋白質 / 農林水産物 / 細胞・組織 / シグナル伝達 |
研究成果の概要 |
ケモカイン受容体の一種であるCXCR4が、T細胞においてラクトフェリン受容体として機能しているか検討した。株化ヒトT細胞であるJurkat-T細胞において、ラクトフェリン刺激によるSTAT3のリン酸化はCXCR4の阻害剤によって阻害された。しかしながら、CXCR4の活性化の指標である、リン酸化、ユビキチン化、二量体形成はラクトフェリン刺激により誘導されなかった。このことから、CXCR4のラクトフェリン受容体としての機能は細胞特異的であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ラクトフェリンは乳中の生体防御タンパク質であり、免疫賦活作用と過剰な免疫応答を抑制する機能を併せ持つ。そのメカニズムを解明する目的で、獲得免疫を制御する主要な細胞であるT細胞におけるラクトフェリン受容体の同定を行った。その結果、ケモカイン受容体の一種であるCXCR4が、株化T細胞において、部分的にラクトフェリン受容体として機能することを明らかにした。
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