研究課題/領域番号 |
16K11978
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 大阪信愛学院短期大学 |
研究代表者 |
上田 博之 大阪信愛学院短期大学, その他部局等, 教授 (00203448)
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研究分担者 |
田中 あゆみ 同志社大学, 心理学部, 教授 (00373085)
田中 希穂 同志社大学, 免許資格課程センター, 准教授 (40399043)
豊島 めぐみ 梅花女子大学, 看護保健学部, 助教 (70773274)
小林 菜穂子 四條畷学園大学, 看護学部, 助教 (80751114)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 職業アイデンティティ / 内発的動機づけ / 学校適応感 / 高大接続 / 入学前教育 / 職業的アイデンティティ / 動機づけ / 看護教育 / 自己効力感 / 目標志向 / 学習動機づけ / 大学適応感 |
研究成果の概要 |
看護系大学に進路選択中の高校生にとって,大学教員による入学前教育は興味深く,職業的アイデンティティ形成に有効であることが示唆された.入学時の動機づけは学期を通して維持され,職業的アイデンティティや学校適応感の促進と関連した.入学後の職業的アイデンティティ低下を防ぐためには,入学までに学習動機づけを高め,適切なロールモデルを示して職業観を築くことが重要である.そうすれば,入学時の高い内発的動機づけ傾向が維持されて,職業的アイデンティティや学校適応感を促進すると推定された.短期の入学前教育でも実験体験や看護師によるロールモデルの提示により職業的アイデンティティや学校適応感を促進することができる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,門戸の広がった看護系大学には入学動機や職業意識において多様な学生が在籍する.学生が看護師として社会で活躍するために展開可能な知識を深めさせることが重要な課題である.高等学校から大学への進路選択の課程で高い学習動機づけを持つことが自己効力感を導き,看護師となる職業アイデンティティの形成に効果的であることを縦断的に検証した.また,高等学校・大学ともに高大接続に費やす時間が限られている現状から,効率的な入学前教育を検討することが重要であることを示した.
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