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高齢者の入浴事故を回避するための安全な入浴方法の開発 -段階的起立動作の効果-

研究課題

研究課題/領域番号 16K12201
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関純真学園大学 (2019)
兵庫大学 (2018)
群馬県立県民健康科学大学 (2016-2017)

研究代表者

肥後 すみ子  純真学園大学, 看護学科, 教授 (90320770)

研究分担者 深井 喜代子  岡山大学, 保健学研究科, 教授 (70104809)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード高齢者 / 入浴事故 / 段階的出浴方法 / 安全性 / 血圧 / 出浴 / 収縮期血圧 / 浴槽内いす座位保持 / 入浴 / 段階的起立 / たちくらみ / 入浴方法 / 安全 / 生体反応 / 循環動態 / 起立動作 / 意識障害
研究成果の概要

本研究では、浴槽内に浴用椅子を設置し出浴時に座位をとった後に出浴する方法(以下、2段階法)によって出浴時の血圧変動を減少させることが可能と仮説を立て取り組んだ。比較対象として、浴槽から一気に立ち上がる方法(以下、1段階法)を設定した。対象は健常な若年者と65歳以上の高齢者であった。その結果、生理的指標では著しい変動はなかったが、2段階法で自覚症状として若年者は「立ちくらみ」が多く、高齢者では発生しなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

入浴中の体調不良で救命救急による生存者は、急死者の約4倍を占め(肥後2012)、入浴事故は一向に減少傾向にない。入浴事故の約80%は高齢者で、特に前期高齢者に対して後期高齢者が2.8倍を占める。その要因は、熱めの湯温、動作時の立ちくらみ、環境温度の急激な変化などであり循環動態の変動であることは明らかにされている。本研究では、出浴時の急激な収縮期血圧の低下を回避することで安全な入浴方法を提案できると考える。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 入浴事故を回避するための安全な入浴方法の開発に関する基礎研究2018

    • 著者名/発表者名
      肥後すみ子
    • 学会等名
      第39回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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