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認知症の高齢者に対する色彩を用いた転倒予防策の検証

研究課題

研究課題/領域番号 16K12226
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関藍野大学

研究代表者

本多 容子  藍野大学, 医療保健学部, 教授 (40390166)

研究分担者 笹谷 真由美  神戸女子大学, 看護学部, 教授 (50435327)
田丸 朋子  梅花女子大学, 看護保健学部, 准教授 (00634940)
岩佐 美香 (湯浅 美香)  四天王寺大学, 看護学部, 講師 (70583342)
米澤 知恵  藍野大学, 医療保健学部, 講師 (20723042)
河原 史倫  藍野大学, 医療保健学部, 助教 (50803144)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
キーワード高齢者 / 転倒予防 / 色彩 / 認知症 / 色彩環境 / 老年看護学
研究成果の概要

認知症の高齢者は自ら危険回避行動を取ることが難しく、転倒率が高い。そこで認知症高齢者のための転倒予防策として色彩環境に着目した。用いる色彩は、基礎研究で視認性が高いことが明らかになったピンク色とした。「研究Ⅰ」では、ベッド柵を着色し、健康高齢者の視線と動作に与える影響を明らかにした。「研究Ⅱ」では認知症治療病棟の手すり等を着色し、転倒率や転倒状態が変化するか検証した。その結果、着色した手すり等は高齢者の視認性が高く、動作時の目印になる可能性があるが、病棟全体で使用した場合、転倒率が減少するとまでは言えないことが明らかになった。つまり高齢者の個別性に合わせた介入が必要であることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

看護学分野および介護・福祉分野において、高齢者の転倒予防に関する研究は数多く見受けられる。とくに認知症の高齢者の転倒予防に関しては、現場からの希求も高く、研究論文、書籍ともに多い。しかしそれらの中に、色彩を用いて転倒を予防する内容のものは見当たらない。本研究は独創性に富むものである。加えて本研究は、低コストで実践可能な転倒予防策であるうえ、スタッフの労力を必要とせず、病院、施設、在宅など場所を選ばず実践可能であり、今までの転倒予防策にはない特徴を持つもので、社会的意義は大きいと考える。

報告書

(8件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 認知症治療病棟のトイレの手すりに色彩を用いた転倒予防策の検証2020

    • 著者名/発表者名
      本多 容子,田丸 朋子,米澤 知恵
    • 学会等名
      日本看護研究学会・第46回学術集会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] ベッド柵の色の違いが健康高齢者の注視時間に与える影響2018

    • 著者名/発表者名
      本多容子
    • 学会等名
      日本看護研究学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2024-01-30  

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