研究課題/領域番号 |
16KT0002
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
ネオ・ジェロントロジー
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
野内 類 東北大学, 加齢医学研究所, 准教授 (50569580)
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研究分担者 |
高野 裕治 東北大学, スマート・エイジング学際重点研究センター, 准教授 (00424317)
榊 美知子 高知工科大学, 総合研究所, 客員准教授 (50748671)
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研究期間 (年度) |
2016-07-19 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2016年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 認知介入 / 自動車運転 / トレーニングアプリ / 高齢者 / 個人差 / 生活介入 / 最適化 / 栄養介入 / 運動介入 / 認知訓練 / 運動訓練 / 認知力 |
研究成果の概要 |
私たちの認知機能(記憶力や処理速度や抑制能力など)は、加齢と共に低下していくことが知られています。この加齢と共に低下する認知機能は、高齢者の日常生活を困難にする要因の一つです(車の運転など)。そのため、この低下する認知機能を維持・向上させるトレーニングの開発に多くの関心が寄せられてきた。 本研究では、新たに自宅のTVで実施できる運転技能の向上を目指した認知トレーニング・アプリを開発し、無作為比較対照試験を用いて効果の検証をした。その結果、6週間自宅のTVで認知トレーニングを実施すると、運転技能などの日常行動や認知機能(抑制機能)と活力が向上することがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
加齢と共に低下していく自動車運転技能は、高齢ドライバーの交通事故の原因である。本研究の成果から、自宅で実施できる認知トレーニングを行うことで、自動車運転技能の向上することがわかった。 自宅のTVで実施できる認知トレーニングは高齢者であっても取り組みやすいことから、a)今後の高齢者の運転技能の維持・向上ためのツールやb)高齢者の交通事故などの減少を目指した取り組みとしての応用が期待できる。
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