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労働者の職能・職歴と職業移動に関する研究:副業やパートタイム歴の転職への影響

研究課題

研究課題/領域番号 17H07063
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 財政・公共経済
研究機関文京学院大学

研究代表者

鈴木 紫  文京学院大学, 経営学部, 助教 (80775601)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード副業 / 転職 / 労働市場 / エストニア / 労働経済 / 副職 / パートタイム / 経済政策 / 労働経済学
研究成果の概要

本研究は、副業保有が職業移動(転職)に与える影響について明らかにする。副業保有の動機の1つとして、転職のための職能の獲得が挙げられる。本研究では、副業で得ることが出来る職能が職業移動(転職)においてどのように機能するかを実証的に分析する。まず、体制移行期のエストニアにおいて、過去の副業保有経験もしくは副業の職能(職種)が、転職の意思決定、転職後の職種選択、職階移動に及ぼす影響を示唆する結果を得た。さらに、日本の労働市場における副業保有の特性を米国の労働市場における副業保有との比較により明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究における、過去の副業経験の職業移動(転職)への影響の分析は、未だ先行研究が薄い。労働市場における需要と供給のミスマッチの解消に対して、副業の経験や職能が職業移動を通して果たす役割を、エストニア、日本という特性が異なる労働市場に対して示唆することは、学術的・政策的意義がある。近年の日本では、働き方改革とあわせて、副業・兼業の普及促進が図られ、副業従事率の上昇、副業保有動機や副業が果たす役割の変化が期待される。このような中、日本の副業保有の特性を明らかにし、副業保有が職業移動において果たしうる機能を考察することは、副業増加が労働市場にもたらす変化の予測にもつながり、社会的貢献があるといえる。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 日本の労働市場における副業-米国の労働市場における副業との比較分析2018

    • 著者名/発表者名
      鈴木 紫
    • 雑誌名

      文京学院大学 経営論集

      巻: 28-1 ページ: 37-50

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] 通貨の大幅減価がマクロ経済に与える影響―ナイジェリアとエジプトの比較分析(変動相場制への移行)2017

    • 著者名/発表者名
      鈴木紫
    • 雑誌名

      文京学院大学経営論集(紀要)

      巻: 27 ページ: 29-45

    • NAID

      40021621077

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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