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現代国際私法における当事者自治研究―「原則」としての正当化

研究課題

研究課題/領域番号 17H07237
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 国際法学
研究機関富山大学

研究代表者

小池 未来  富山大学, 経済学部, 特命講師 (60802270)

研究期間 (年度) 2017-08-25 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード当事者自治 / 国際私法 / 国際法学
研究成果の概要

本研究では、EU法・ドイツ法・フランス法を中心に比較法研究をおこなうことにより、準拠法の決定を当事者に委ねる当事者自治という方法が国際私法の原則であるという主張の正当性を明らかにすることを試みた。成果としては、当事者自治が原則であるとの主張には一定の正当性がありつつも、それが否定される領域もあるところ、そこには一定の論拠があること、これらのことは我が国においても妥当しうることがわかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

国際私法体系の転換が実証されれば、現在の国際私法規則を一新する基因となるため学術界に大きなインパクトを与えることになり、また、当事者自治が原則として認められれば、渉外的な法律関係の当事者に準拠法の選択肢が与えられ、柔軟な解決を図ることができるようになり、実務にも大きな影響を及ぼすことになる。本研究は、このような大きな影響を持つ研究の基礎部分を明らかにした点で学術的意義がある。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] CISGにおける約款の組入れ2019

    • 著者名/発表者名
      小池未来
    • 雑誌名

      国際商取引学会年報

      巻: 21

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 国際倒産法に関するUNCITRALの取組み2019

    • 著者名/発表者名
      小池未来
    • 雑誌名

      国際法外交雑誌

      巻: 118(1)

    • NAID

      40021959885

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 準拠法選択合意の成否と約款の組入れ―国際的な事業者間取引を取り巻く状況を中心に―2018

    • 著者名/発表者名
      小池未来
    • 雑誌名

      富大経済論集

      巻: 64(2) ページ: 113-138

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 面会交流費用の分担に関する英国裁判所判決の執行を認めた事例2018

    • 著者名/発表者名
      小池未来
    • 学会等名
      渉外家事事件判例研究会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 国際物品売買における所有権移転2018

    • 著者名/発表者名
      小池未来
    • 学会等名
      渉外判例研究会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] CISGにおける約款の組入れ2018

    • 著者名/発表者名
      小池未来
    • 学会等名
      国際商取引学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2017-08-25   更新日: 2020-03-30  

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