研究課題/領域番号 |
17K01693
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
|
研究機関 | 日本体育大学 |
研究代表者 |
岡田 隆 日本体育大学, 体育学部, 准教授 (80532647)
|
研究分担者 |
菊池 直樹 日本体育大学, 体育学部, 准教授 (10739478)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 筋力トレーニング / ベンチプレス / スクワット / 筋肥大 / 筋力向上 / 挙上速度 / レジスタンストレーニング / Velocity loss / 高強度 / 低強度 |
研究成果の概要 |
本研究では、最大反復回数(オールアウト)まで行う低負荷のレジスタンストレーニングが、速度を基準とした疲労まで行う低負荷のレジスタンストレーニング と比較して、短期的および長期的にどのような適応に影響を及ぼすのか検討した。 対象者は、低負荷でオールアウト群(LVoF: volitional failure, n=9)、低負荷で速度的疲労群(LVeF: velocity fatigue,n=8)、高負荷群(HL: high-load,n=10)に無作為に分類した。低負荷でオールアウトまで行うレーニングは、トレーニング量の等しい速度的疲労まで行うトレーニングと同様に、筋肥大を誘発することを示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
最大挙上回数まで行うトレーニングの有用性を低強度の筋力トレーニングを用いて検討した。その結果、トレーニングをあまり行っていない対象者であれば、最大挙上回数までおこなわかったとしても高強度と同様に筋肥大することが明らかになった。最大反復までのトレーニングは、筋損傷などを起こすことも報告されていることから、速度の低下などを利用することで、アスリートのインシーズンのトレーニングや、健康増進を目的とした一般の人のトレーニングのプログラム計画に有効である。
|