研究課題/領域番号 |
17K04011
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
渡部 和雄 東京都市大学, 情報工学部, 教授 (90244532)
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研究分担者 |
岩崎 邦彦 静岡県立大学, 経営情報学部, 教授 (40315213)
梅原 英一 新潟国際情報大学, 経営情報学部, 教授 (00645426)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 電子書籍 / 電子出版物 / 紙書籍 / 紙出版物 / 統計分析 / 電子図書館 / 消費者調査 / 電子書籍サービス / 利用促進方策 / 消費者行動モデル / シミュレーション / 利用促進モデル / 消費者 / 出版社 / 商学 / 経営戦略 / モデル化 |
研究成果の概要 |
消費者アンケートや出版・販売関連事業者インタビューにより,電子書籍サービスの利用に対しての各種影響要因を総合的に明らかにした.また,電子書籍サービスの利用促進戦略および紙書籍との最適な棲み分け戦略を実証的に構築した.ここで各種影響要因とは,テレビや新聞,紙の書籍・雑誌などのリアルメディア(Offline)情報や,SNSやWebなどのネットメディア(Online)情報,さらには紙の書籍の利用状況などである.これらが相互に影響し合って電子書籍サービスの利用頻度や利用意向に影響していると考えられるため,これらの関係を解明した.また,図書館の電子化の推進について研究し,提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により電子書籍サービスの利用促進戦略および電子書籍と紙書籍との棲み分け戦略を提案した.これらを出版・販売関連事業者らが実施することにより,今後は我が国においてもより多くの消費者が電子書籍サービスを利用するようになることで,紙書籍の売上減少を補えるだけでなく,電子書籍を契機として消費者を紙書籍へ誘導することも可能となる.これにより本研究の社会的意義として,リアルメディアとネットメディア,紙書籍と電子書籍の特徴を活かした、より豊かな出版文化の形成に貢献できると考えている.
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