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幼児期からの道徳性育成のためのカリキュラム編成に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K04633
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関宮崎大学

研究代表者

椋木 香子  宮崎大学, 教育学部, 教授 (00520230)

研究分担者 松村 納央子  山口学芸大学, 教育学部, 准教授 (50341136)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード幼児教育・保育 / 道徳教育 / カリキュラム / 道徳性育成 / 道徳性
研究成果の概要

本研究では、オーストラリア及びドイツにおける幼児教育の視察調査を行い、カリキュラムと実践の関係について、実践事例や保育者へのインタビューをもとに分析・考察を行った。その際、各国の社会的・文化的背景を考慮した上で、道徳性育成についてどう扱われているか調査した。
多文化・他民族社会を背景とするオーストラリアでは、子どもたちのアイデンティティの形成や多文化理解・多様性の理解に力を入れている。ドイツでは、幼児教育においてもコンピテンシーモデルが導入されつつあるが、道徳性育成に関しては、自己形成や自己意識に関する活動が関連するのではないかと考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

我が国では幼児期には「道徳性・規範意識の芽生え」を培うとされている。オーストラリアやドイツでは「道徳性」という言葉は使われていないが、オーストラリアでは「相手を思いやり、尊重する人間関係を構築する」「多様性を尊重する」ことが国の保育理念として明記されている。また、両国とも子どものポートフォリオを作成し、アイデンティティの形成を重視している。一方で、規範意識に関しては他の活動に付随して触れられている程度である。今後、グローバル化が進む中で、幼児期の道徳性育成においては、自己概念の形成と多様性の尊重が重要になってくると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2020 2019 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [国際共同研究] University of New England(オーストラリア)

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [雑誌論文] ドイツ幼稚園教育における道徳性育成ーバーデン・ヴュルテンベルク州の幼児教育指針を手がかりにー2020

    • 著者名/発表者名
      松村納央子
    • 雑誌名

      山口学芸大学研究紀要

      巻: 第11号 ページ: 79-85

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] オーストラリアにおける幼児教育カリキュラムの実践事例の検討2019

    • 著者名/発表者名
      椋木香子
    • 学会等名
      日本ペスタロッチー・フレーベル学会第37回大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] Fr.フレーベル「媒介学校」論考にみる遊戯と教授の関連2019

    • 著者名/発表者名
      松村納央子
    • 学会等名
      日本ペスタロッチー・フレーベル学会第37回大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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