研究課題/領域番号 |
17K09312
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
沖田 憲司 札幌医科大学, 医学部, 助教 (70517911)
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研究分担者 |
植木 知身 札幌医科大学, 医学部, 助教 (00516627)
九冨 五郎 札幌医科大学, 医学部, 講師 (10404625)
竹政 伊知朗 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50379252)
西舘 敏彦 札幌医科大学, 医学部, 助教 (80404606)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | CINV / NK1RA / MEC / 化学療法 / 悪心 / 嘔吐 / 中等度催吐性リスク / NK1受容体拮抗薬 / 5-HT3受容体拮抗薬 |
研究成果の概要 |
本研究は研究期間中に臨床研究法が施行されたため、当初の計画での研究を実施するためには特定臨床研究としての申請が必要となったが申請は困難であったため、研究計画の変更を余儀なくされた。また、研究期間中にコロナ禍となり一時研究が中断したこと、当科で行っている化学療法のレジメンの変更などが重なり、血液データが得られたのは10名のみとなり、当初の目的を完遂することはできなかった。しかし、CINV調査の結果は個別治療に関する学会発表に用いられた。また、当時を進めていた中等度催吐性リスクに対するステロイドの減量に関する研究の一助となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、中等度催吐性リスク抗がん薬におけるCINV予防に関するトピックとしては、オランザピンの適応の必要性や、超遅発期CINVの実態把握やそれに対する予防療法の確立である。本研究は予定した研究を完遂できず目的は達成できなかったが、CINVに対する個別予防を研究するという研究ストラテジーは、上記の現在における制吐療法の問題点においても適応可能であると考えられる。
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