研究課題/領域番号 |
17K10488
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
山崎 秀哉 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50301263)
|
研究分担者 |
古妻 理之 独立行政法人国立病院機構大阪医療センター(臨床研究センター), その他部局等, 機関長・部門長クラス (00641870)
吉田 謙 関西医科大学, 医学部, 准教授 (10463291)
酒井 晃二 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20379027)
増井 浩二 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20783830)
鈴木 弦 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80279182)
武中 正 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80626771)
清水 大介 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (70453107)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 放射線治療 / 子宮頸部癌 / 画像誘導小線源治療 / 組織内照射 / 子宮頸癌 / 腔内照射 / MRI / 子宮頚癌 / 放射線 |
研究成果の概要 |
CT-MRIガイドによるマルチカテーテル組織内照射(interstitial brachytherpy; ISBT)を用いてステージ IIB-IVB の子宮頸がん(扁平上皮癌)18名に同時化学放射線療法を行った(II期4名、III期7名)、IV期7名)。4年間局所制制御率100%・骨盤内制御率100%、無病生存率81.6%、全生存率87.8%だった。グレード3の晩期有害事象3名(16.7%)に発生したが、ISBT関連は無かった。組織内照射を併用する事によって、膀胱・直腸線量軽減による有害事象軽減と、大きな腫瘍(特に直径4cm以上)に対する腫瘍制御率の向上が期待出来る。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子宮頸がんの放射線治療はA点線量処方の2次元治療時代からCTを用いた体積線量処方、さらにMRI画像を用いた画像誘導小線源治療時代へと過渡期にある。我々の研究成果により、従来の腔内照射にMRIを用いた3次元治療計画を用いた組織内照射を加える事の利点:有害事象軽減や腫瘍制御率向上の可能性が示唆された。今後どこの施設でも簡便に組織内照射が可能となるような安全・簡便な手技の普及が期待される。
|