研究課題/領域番号 |
17K12942
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中澤 明子 東京大学, 教養学部, 特任准教授 (20588230)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | エンゲージメント / アクティブラーニング / 授業設計 / 授業改善 / アクティブ・ラーニング / 教授学習支援システム |
研究成果の概要 |
本研究は、授業へのエンゲージメント(学習への動機づけや楽しさ等のポジティブな感情を持ちながら積極的に学習に参加すること)に着目し、初中等教育の教員を対象にした授業設計・改善支援ツールを開発・評価するものである。 授業設計・改善支援ツールを開発し評価した結果、使い勝手については、ある程度評価を得たものの改善・検討の余地があること、有用性については、生徒のエンゲージメント把握が次回以降の授業改善に役立つ可能性や、ふり返りシートが授業設計・改善に役立つことが明らかとなった。またツール開発においては、教員のアクティブラーニングへのイメージやアクティブラーニングの実践経験を踏まえる重要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、主体的・対話的で深い学びが推進されている。本研究ではエンゲージメントの観点から授業設計・改善を支援するツールを検討してその評価を行なっており、これは主体的・対話的で深い学びを進める上で意義があると考えられる。 また、アクティブラーニングに対するイメージと教職経験、授業づくりとの関連を示唆できたことは、主体的・対話的で深い学びを進めるための教員への教育プログラム検討においても参考となり、教員養成や現職教員の教員研修に寄与できると考えられる。
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