研究課題/領域番号 |
17K17141
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
辻本 暁正 日本大学, 歯学部, 助教 (10608409)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ユニバーサル接着材料 / 界面科学 / 表面改質 / 接着機構 |
研究成果の概要 |
近年,界面解析技術の進歩によって,物体表面を分子レベルで制御する手法を用いた“表面改質技術”が発展している。これらの技術の歯科への導入は,多様な歯科材料に対する接着性を有する“ユニバーサル接着材料”の開発につながっている。一方,歯科用接着材料の主要技術である様々な被着体に対する表面改質効果を正確に解析する評価法は,未だ確立されていない。そこで申請者は,“ユニバーサル接着材料の表面改質技術”に着目し,界面科学的な観点からその化学的接着機構を解明するとともに“次世代の接着評価法”を確立することを目的とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,歯質接着材料の次世代の接着評価法の確立とともにこれらの様々な被着体に対する化学的接着機構について,界面科学的な観点から新たに客観的指標を与えるという学術的な特色を有している。本研究により得られた結果は,高性能の接着機能性材料開発に不可欠なものとなり,硬組織疾患の治療および修復物の補修修復治療の臨床術式の確立に資するのみでなく,新規医療産業創成にもつながり,その社会的意義は極めて大きい。
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